OFFICIAL SITE

Sachin Chowdhery Official Site サチン・チョードリー オフィシャルサイト

2019.08.18 ビジネス

今こそ英語力アップのチャンス!

今年の夏は暑いですね。

ここ1週間は東京でも40度近い日が続くなど、「こんなに暑くて来年のオリンピックは大丈夫なの?」という不安論の一つとしても取り上げられています。

「東京オリンピックは失敗する」という不安論は開催が決まった当初からメディアでも盛んに報じられてきました。

ただ私は「なぜうまく行かないか」という議論より「どうすればうまく行くか」という議論のほうが好きです。

今でもプールの水質、交通渋滞、会場の建設問題など色々課題は取りざたされていますが、個人的な見解では、これらの問題は何だかんだ来年までには解決されると思っています。

日本は悲観論が活発にあるうちは大丈夫です。戦後復興をはじめ、悲観論をバネに世界の誰もが想像しない偉大なる成功を収めてきたDNAを持つ国です。

しかし私たち一人ひとりとしても、ただ問題の解決を他人事として待つのではなく、東京オリンピックがうまく行くために市民レベルで何ができるかを考えればより建設的です。

オリンピック成功の指標の一つは、インバウンド効果が開催翌年以降も続くかどうかです。

シンプルに考えれば、オリンピックをきっかけとして日本を訪れた人たちに「また日本に来たい」と思わせられるかどうか。これです。
ここに対しては私たち一人ひとり、市民レベルの努力が可能です。

私は毎年ビジネスや旅行で世界中を訪れますが、旅の満足度は現地の「人」に対する印象に比例するものです。

せっかく日本へ来たのに「英語が通じなくて不便だった」だけならまだしも「道を聞こうとしたら逃げられた」では、日本という国にあこがれを抱いて訪れた人たちは幻滅するでしょう。

この側面に対しては、私からはあえて不安論を提起させて欲しいと思います。

「日本人が不親切だったからもう行かない」という印象を世界中に与え、2021年以降のインバウンドが冷え込むという未来は「今のままでは」十分に起こりえます。

日本人は世界一親切な国民ですが、それを打ち消してしまうぐらいの英語や外国人に対する苦手意識を抱えている人たちが多いからです。

私が今ライフワークの一つとしている英語プロジェクトを通しても、そのことをより強く実感するようになりました。

ただ、幸いなことにまだ時間があります。1年というのは、英語を学ぶには十分すぎる時間です。
訪日外国人との会話において、それほど難しい英語は必要ありません。
日本人がもともと持っている親切心やおもてなしの心を表現できれば良いわけですので英語が多少間違っていても良いわけです。

・アイコンタクト
・笑顔
・はっきりとした声
・堂々とした姿勢

極端な話、英語力自体が変わらなくても、周辺言語に気を配るだけでも与える印象は大きくアップできます

ただ、せっかく会話するのであれば何かさらっと気の利いたフレーズを話したい、というニーズに応えるため、私は「仲良くなる英語」という観点で、必要最低限の用事を済ませることプラスアルファの英語を教えています

例えば道案内をした後、ただ “Bye.” と別れるのではなく、

“Have a great day!”
“Have a nice trip!”

と言って別れるだけでも印象は大きく変わります。

こういった英語をほんの少し知って、一人ひとりが使ってみるだけでも東京オリンピックの成功は近づくでしょうし、
何より自分がこの一大イベントを楽しめるようになるはずです。

必要は発明の母といいます。
英語の必要性、問題意識が高まっている今こそ英語力アップのチャンスです!
ぜひ今から「仲良くなる」という視点で、日ごろから単語やフレーズをチェックしてみることをお勧めします。

良かったら私の英語ブログもぜひチェックしてください。

RELATED ARTICLES